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執筆者の写真今住 誉文

セカンドキャリアを築く社会環境


◆人生100年時代! 生涯現役のプレーヤー!

ご存知、ロンドンビジネススクールの「リンダ・グラットン」教授。

同じく「アンドリュー・スコット」教授。

お二人の著書「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」。

この本では、85歳まで働くことになると予想しています。

わが国でも「生涯現役社会の実現」という目標があります。

健康で能力ある限りは、暦年齢に関わらず仕事していく社会を作っていくことです。

因みに3年後の2025年、労働力人口(注)の6割ほどが45歳以上の中高年になると推測しています。

(注)

労働力人口とは、労働に適する15歳以上の人口のうち、労働力調査期間である毎月末の一週間に、収入を伴う仕事に多少でも従事した「就業者」 (休業者を含む)と、求職中であった「完全失業者」の合計を指します。 一国における働く意思と能力を持つ人の 総数 であり、国の経済力を示す指標の一つとされます。


◆まずは70歳まで働ける社会を目指す

企業に対して70歳まで働けるようにすることを頑張ってもらうことになりました。

その他、他社への再就職支援、フリーランス契約、起業、社会貢献を望む人たちへのバックアップが行われ始めています。⇒ 「高齢者雇用安定法」2020.4改定

他の会社に移ることも認められるようになりました。⇒ 継続雇用制度2021.4施行


参考:老齢基礎年金の受給開始年齢の選択・・・

   2022.4からは、60歳~75歳まで選択肢が広がっています(70→75)。


◆大規模な人員削減

企業は50歳以上、特に50~54歳の給料が大きな負担になっているようです。

バブル期に入った多くの社員が50歳を超えて管理職に就けずにいます。

これらを辞めさせ、新しい分野の技術を持った人を雇う流れとなっています。


参考:企業の人員削減の方法

①退職勧奨・・・個別に自主退職を促すこと

②希望退職・・・自発的な退職を募集すること

③整理解雇・・・経営悪化による法的解雇のこと


このような人員削減数は増え続けています。業績が良いのに削減している企業も少なくなくありません。構造改革で従業員の年齢構成を均等にすることも大きな要因です。


◆中高年の再就職市場

人員削減で退職した中高年者仕事探しはどうなっているのか?

やはり数は増え続けているようです。特に50歳以上の採用が増えています。

中高年層の流動化が少しづつ増している状況にあります。


by imazumi





















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