
とあるデータで、
雇用者の年齢分布図というのを見てみました。
まずは、企業内の年齢構成がどのように変わったか
2000年と2020年との比較です。
25歳~、35歳~、45歳~、55歳~、そして65歳以上
それぞれの年齢構成がどのように変化したのか?
25歳~34歳 ▲255万人
35歳~44歳 +164万人
45歳~54歳 +192万人
55歳~64歳 +291万人
65歳以上 +368万人
この分布図は、日本全体の雇用されている人の総数です。
20歳代、30歳代の若手人材が減少していく一方で、
シニア世代が増え続けている時代です。
こんな状況ですからね、企業側としては、社員の能力に関係なく・・・
年齢だけで・・・
一律に役職を引き下げる現実があるんですよね。
シニア層が増えることで、成果を上げるプレーヤー、
ようするに営業部隊が減ると・・・
管理する人材の必要性は無くなりますよね。
なので、定年まで、シニアの役職を維持するのが難しく~
どっかで、ポストアウトする、されてしまう、
それを前提として、私たちは、準備をしておく必要があるんですよね~
若手の活躍を管理していればよかった、
そんなシニアの働き方は、今の時代、もう通用しなくなっちゃいました。
上を目指す若手の成長を促進させるため、
或いは若手の離転職を減らすためにも、
私たちシニアの、働き続ける事の意識改革は重要な問題ですね。
このように、日本企業で起こっている多くの問題は、
企業内の高齢化に端を発しているわけです。
従来の日本型の雇用制度が変化に対応できていない。
年功序列だとか、終身雇用といった日本型の雇用は、企業内で働く人たちの
年齢バランスがとれていた時は、うまく機能していましたけど・・・
働く人たちの高齢化で、昇進や昇格どころか・・・
役職を維持させられなくなった社員をどうするか?
50歳代で役職定年というのが普通になってきましたけど・・・
年齢バランスは、企業の大きな問題となっています。
しかしですね、この問題の見方を変えると・・・
シニアに活躍してもらうことの重要性、
シニアに期待する働き方というのがあるんですよ。
それが、今後ますます高まっていると言うことなんです。
俺たち中高年シニア、ファイト!!
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