人生100年時代には、今の第1ステージの仕事生活を終えると、第2ステージの仕事生活が始まるわけです。つまりそれが「セカンドキャリア」と呼ばれているものですね。
仕事だけではなく、社会に貢献できていると実感できることに取組んでみたい人もいるでしょう。自分の役割と出来ることを知ったうえで新しい仕事に就く人もいるでしょう。
再任用のような今の仕事の延長という働き方とは違ったセカンドキャリアは、再就職という新たな挑戦の側面があり、その後の人生をイキイキと輝きながら生活している人も決して少なくありません。
ちょっと中高年の再就職について考えてみましょう。いろんな選択の中で可能性を見い出し、挑戦してみることは重要です。普通は、なんちゃらとか、一般的には、なんちゃらとか、、、屁理屈を考えずに、「常識」という先入観を捨ててみる。やってみたかったこと、気になっていたことに挑戦してみる。行動してみる価値はすっごくあります。
新しい行動は、必ず今後のキャリアライフの充実につながります。チャレンジして失うものはたいしてありません。
こういった考え方で、中高年になってから未経験の仕事に転職される方も少なくありません。考えを柔軟にしていく事が再就職活動には最も大切です。
公務員は、退職金・年金は一定額を確保しています。世間一般的には不安を抱く老後生活も守られています。ですから、純粋にやってみたい仕事にトライしてみる・・・今まで出来なかった自由な発想で仕事を選んでいくことがしやすいのではないでしょうか。
キャリアの棚卸しセカンドキャリアを考えるうえでは、自己分析(自己理解)が致命的に重要となってきます。その第一歩が「キャリアの棚卸し」です。これまでの仕事生活の中でどんなことをしてきたのか。それを洗い出す作業となります。働きだした時から今に至るまでの仕事の内容をあぶり出してみる作業です。
この作業を進めていく上でとても大切なことがあります。それは、取り組んだ仕事に自信が無かったことでも・・・思い出したくない業務であっても「たんたん」と書き出してみるということです。とにかく、まずはやってきたことを書き出してみてください。
これは、取得資格を書き出してみる時にも同じような気持ちが芽生え、書きずらくなったり、ざっくり(適当に)した書き方にしてしまう人が少なくありません。
「資格は取ったけどももう忘れちゃった」「今はもう利用価値が無い」などなど・・・遠慮してしまう気持ちは封印しましょう。
今できるかできないかを判断するために書き出すのが目的ではありません。じっくり時間かけて思い出し、丁寧に書きだしてみましょう。
この「キャリアの棚卸し」の作業から自分が見えてきます。つまり、自己分析(自己理解)に繋がっいていくわけです。ですから、このやっきた仕事をじっくり振り返っておかないと次の分析ステージに進めても自分を知り尽くすことが出来ない状態となってしまうわけです。
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