「自己理解」について
- 今住 誉文
- 4月12日
- 読了時間: 3分

市役所で開催する「自己理解」講座に講師として登壇しています。
●主催 : 奈良労働局 : 奈良県内ハローワーク
参加者は、20代~60代までと幅広い年代の男女となっています。
私の専門領域は「中高年のセカンドキャリア」なので、若者に対する働きかけをどのようにすれば良いのか、開催前はちょっと悩ましい気分でした。いざ、やってみると年齢は全く関係なく、むしろ幅広い年代の人たちからの発言に若者も中高年もそれぞれが刺激を受け、講座受講後に何らかの行動を起こすきっかけになっているようです。 受講後の後日、キャリアコンサルティングを希望される人、新たな能力開発をしようと訓練受講に進む人など「自己理解」を深めることで一歩踏み出すことができるのですね。
さて、自己理解ってどういうこと? 自己理解する目的は? 自己理解するって、ある意味勇気のいること! ちょぴり怖いことでもある。
こんな出だしで私のファシリテーションが始まります。
自己理解で自分を良く知ることで相手のことも知ることができるんですよ!自己理解を深めた分だけ、周りの人たちにも深く寄り添えるようになって、周りとの関係が良くなることに繋がりますよ! もっと言っちゃうと、いろんな出来事の捉え方も変わって、今までとは違う新しい発見や出会いにも繋がっていくんですよ! つまりポジティブに行動できるようになるのです! と、こんな展開です。
「自己理解」って本当に凄いことです。但し、自己理解は、頭の中で考えているだけでは出来ません。何かをテーマにして、振り返ってみなければなりません。振り返ることを文字にして眺めながら、やっと見えてくる。これが自己理解への第一歩ですよ~!!
例えば、「自己紹介」として使えそうな体験をピックアップしてみる。それを今回は、仕事を中心としたテーマで振り返ってみる。勿論、仕事以外の出来事も織り交ぜて考えても良い。 自分のポジティブな面だけでなく、ネガティブな面もみることが自己理解のコツですね。「自分の嫌いなところ」や「自分の苦手なこと」や「自分の弱点」などもしっかり捉えることで、自己理解は深まります~
自己理解にしっかり取り組んでおくことで、応募書類選考後の面接で効果が出ます。応募書類として作成する志望動機、自己アピールをただの作品として仕上げても、肝心の面接でボロが出てしまうケースはとても多いです。 今日は、そうならないための具体的な自己理解の仕方を学びましょう!
と、本題に入っていくわけですが・・・
参加型の講座で参加者が具体的な行動に繋がるよう、これからも登壇スキルの研鑽に励んでいきたいと思います。
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